新幹線のグリーン車に安く乗りたい!
私は地方国立大学に通っている為、帰省するのに新幹線を利用しています。来月に大学院の説明会があり帰るのですが、研究室の都合もあって金曜日の夕方の新幹線を使うことになりました。
金曜日の夕方の新幹線となれば、出張している方や単身赴任している方の利用も多くなり普段よりも混雑となることは想像できます。
また、私が帰省するときに利用するのが「ひかり」なので、「のぞみ」が止まらない「浜松」や「静岡」などを利用する方が乗車する人で独特な混み方をします。
ですが、「ひかり」や「こだま」はまた別の理由で混むのですが、なんだと思いますか?
それは「JAPAN RAIL PASS」という切符を利用した海外からの旅行者が利用するからです!
この切符は訪日観光客が定額でJR全線を利用し放題になる夢のような切符なのですが、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」と「みずほ」だけは利用することができません。となると、のぞみに次いで速いひかりに観光客が流れてきて、私が帰省するときはほぼ毎回、旅行をされている団体の方がいます。
とはいっても指定席を取っておけば座れないことは無いので、立ちっぱなしとなったことは一度もないのですが、この観光客の団体が結構うるさいのです。楽しい旅行中なので盛り上がるのも無理はないですが、ひどい時は本当にうるさいんです…
なので、今回はグリーン車で安く帰ることを計画しており、どうやったら安く乗れるか調べたことを今回まとめさせていただきます。
今回紹介するプラン
EX早得[エクスプレス予約][スマートEX]
この商品のポイントは
のぞみのグリーン車の割引が終日設定されている
ところだと思います。
他の商品ではのぞみは一部の列車にしか効かないので、どれにでも適用されるのはこれだけです。
ですが、設定されている区間が比較的長距離のもので、最短でも「東京・品川~岡山」な点が利用しずらいかなとは思います。しかし、例えば「新横浜~京都・新大阪」などの乗車だったらそこまで時間もかかりませんし、なによりのぞみはビジネスマンが多いイメージなので、車内も比較的静かで普通車でも十分だと思います。
EXグリーン早得[エクスプレス予約][スマートEX]
この商品のポイントは
早朝の一部ののぞみと終日のひかりに設定されている
ところだと思います。
特に終日のひかりに設定されているのは、最初に書いた様な理由でひかりの普通車は騒がしいことが多いので、本当にありがたい限りです。
また、のぞみは早朝の一部にしか適用されませんが、EX早得のところで書いた「新横浜~京都・新大阪」といった区間を利用する場合、ひかりでもそこまで遅いことは無いので、ゆったりグリーン車で旅行したい人などには、のぞみではなく敢えてひかりを使うのもアリだと思います!
ですが、この切符も設定されている区間が限定されており、ひかりの停車駅がありません。そこで疑問に思いサービスセンターに質問したところ、
指定した列車なら途中駅からの利用は可能
というところに驚きました。
もともとこれらの切符は
予約の列車・設備に限り有効です(同一列車内の他の設備には乗車できません。他の列車には受有席も含め乗車できません。)
なので、他の列車はもちろんのこと、途中駅からの利用も認められていないと思っていたのですが、なんと途中駅からの利用は大丈夫なのです。
これは私にとって非常にありがたく、これからは機会があれば積極的に使っていこうと思いました。
EXこだまグリーン早得[エクスプレス予約][スマートEX]
この商品のポイントは
こだまのグリーン車が終日格安で乗車できる
ところだと思います。
これは私も以前一度だけ使ったことがあるのですが、本当に安かったです。
しかし、時間がものすごくかかります。なんたって各駅停車ですからね。
ただ、こだまのみに設定された商品なので、
東海道新幹線内のすべての乗車駅と下車駅が設定されている
のは他にはないポイントだと思います。
途中駅で後続ののぞみやひかりに抜かされるため、長時間停車することもあり、駅の売店で食べ物を買うこともでき、これはこれで楽しかったです。また時間のある時に使ってみたいなと思います。
グリーンプログラム[エクスプレス予約]
これは、エクスプレス予約の会員(有料)限定のシステムで、新幹線に乗るたびにその区間に応じたポイントがもらえて、それをグリーン車と交換するといった、飛行機のマイルのようなものです。
私が入会したころはスマートEX(無料)が無かったのですが、今では無料のサービスもあるので、そこまで新幹線を利用しない人には縁がないサービスだと思います。
ちなみに私はもう4回くらいは引き換えたと思います。
いかがだったでしょうか。皆さんも機会があれば新幹線のグリーン車に乗って優雅な旅を楽しんでください。新幹線のグリーン車は賛否両論ありますが、私はそれに見合った「座席」や「空間」を提供してくれていると思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。